発達障害傾向は程度の問題

♦発達障害は、主にASD(自閉症スペクトラム障害)とADHD(注意欠如多動性障害)の二つに分けられます。

発達障害全般に共通していることとして、得意なことと苦手なことの差が大きい、集団行動やコミュニケーション🖋にむずかしさがある)、興味や関心に偏りがある、といったことがあります。

ASDの傾向としては、気持ちの推測や共感が苦手、声や音、光などに対する過敏さが著しい等があます。

ADHDの傾向として、衝動的な言動が目立つ、落ち着きに欠け集中が続かない、不注意等があります。

♦ASDもADHDについても、学校生活や社会生活に明らかな支障が生じている場合に診断がつくことがあります。

♦そうした特性というのはどなたでも多少あるものです。

♦発達障害ということに過度にとらわれることなく、ご自分の特性や個性を理解し受けとめ、長所や得意なことを伸ばしていくことに注力していかれるとよいと考えます。

♦また、発達障害傾向があるといった場合、その背景に別の問題や課題を抱えておられる場合があります。

♦例えば、虐待🖋やマルトリートメント(不適切な養育)🖋といった育った環境や育ち方が適切とは言えなかった場合に、後天的に発達障害に類似の傾向を帯びてしまう(発達性トラウマ障害🖋)場合があります。

♦加えて、家庭内、親子関係におけるコミュニケーションの乏しさ関係性の希薄さにより、発達障害を疑われるような性格や行動傾向を身につけてしまう場合もあるのではないかと考えます。

カウンセリングの中でそうしたこともわかっていかれるのではないかと思います。

発達障害傾向について知る検査(WAIS:ウエクスラー式知能検査)もご案内いたします。

ご自身やご家族について気になるところがあれば、一度お話をしに来ていただけるとよいと思います。

これまでのことやこれからのことについて、理解や見通しが持てるようお話合いをしていきます。