■インナーチャイルドについて
特定の体験や対人場面でのささいなことがきっかけで、言いようのない不安や怖さ、悲しみや寂しさ、怒りや無力感におそわれること、年齢不相応にわがままになったりおびえてしまったりして思いがけない行動に走ってしまうこと、また対処できないパニック状態に陥るといったこと等により、人を巻き込んで迷惑をかけたり何らかの依存行動が激しくなったりします。もしかすると、今起きたこと、あるいはこれから起きるかもしれないことが、あなたが子供時代に体験した感情や出来事と重なっていて、あなたの中のインナーチャイルドが、無意識的に、あるいは自動的、瞬間的に反応したのかもしれません。
子どもの頃のあなたにどのようなことが起きたのでしょう。
あなたは子どもらしくいられたのでしょうか?大切にされ愛されていたでしょうか?親と子どもの役割が逆転していなかったでしょうか?
子どもの頃、十分に関わってもらえなっかった、愛されなかった、しいたげられうとんじられたといったことなどにより傷つき、癒されることのなかった幼いあなたが、大人になった今でもあなたの心の中にインナーチャイルドとしてずっと存在し続けているのかもしれません。
その未消化な感情の混乱、心の傷を抱えたインナーチャイルドの声を、大人になったあなたご自身が耳を傾け理解し癒してあげられるとよいと思います。もはや親は期待できません。身近な誰かにすがりつき依存することも相手にとっての負担が大きい。大人のあなたご自身がインナーチャイルドの親になって関わり育てていきます。インナーチャイルドと心の距離をとりながら、一方でその子が叫んだり求めたりした場合には、耳を傾け関わり共感し続けます。これまで抱えてきた不安や恐怖、怒りや憎悪、さみしさやみじめさが満たされ解消されれば、インナーチャイルドは安心して大人になることができ、等身大のあなたに統合されていきます。いつの間にかインナーチャイルドの姿は消えているでしょう。些細なことがきっかけで不安定になりがちだったあなたの心の状態は、きっと改善されているに違いありません。
あなたのインナーチャイルドを癒し成長を促すカウンセリングを実施いたします。
■インナーペアレントについて
一方で、インナーペアレントという見えない存在に脅かされ、いつまでもついて回る親の価値観に苦しみ続ける場合があります。あなたは親の期待に沿うよう親の書いたシナリオを生き続けているのではないですか?そのシナリオは親が主人公であってあなたが主人公ではない可能性があります。自分が主役のシナリオを生きるため、親の人生と自分の人生を意識的に分けていく、つまり心の中のインナーペアレントを切り離していくことが必要になります。
親にとらわれることなく自分の価値観ややり方でありのまま自由でいられるご自分のためのシナリオを生きられるよう、ご自分の真の欲求と能力や可能性に気づかれるカウンセリングを実施いたします。
インナーチャイルドとインナーペアレントは相互関係にあると考えられます。インナーチャイルドが成長し大人になること、またインナーペアレントを分離していくことは、親からの完全な自立と精神の成熟を促すことにつながります。
