マルトリートメントとは、虐待とまでは言い切れない、大人の子供に対する避けがたい不適切な養育(関わり)のことを言います。親や養育者が、子供のため、しつけのためと思って行ったことであっても、子どもが傷つく行為はすべてマルトリートメントになり得ます。

マルトリートメントを受けてできた心の傷(トラウマにより、対人関係に苦しむ、意欲が出ない、勉強に集中できない、気分が落ち込むといった症状を、小さいころから抱えることになります。マルトリートメントにより脳が傷つくことがわかっており、将来的に身体や精神疾患を発症するリスクが高くなります。

例えば、体罰、暴言、怒鳴る、きょうだいや他の子どもと比較する、子どもの前で夫婦喧嘩をする、子どもに配偶者の悪口や身内の愚痴をこぼす、親が全裸でうろうろする、長時間留守番をさせる、長時間動画視聴やゲームを許すといったことがあげられます。

これらの行為は、いわゆる毒親の行為と重なるところがあります。
もし、マルトリートメントにより生きづらさを抱えたのではないかと少しでも感じられるなら、カウンセリングをご利用ください。
ご自分の身に起きたことを振り返り整理をされ、傷ついた心を癒すと同時に心身の健康を取り戻していかれるとよいと思います。